
ていとスタッフの松田です。
皆さんは確定申告していますか?
1年あっという間に過ぎるので、せめて半年ごとに書類のチェックは行ってくださいね。
お勤めの方は、会社で年末調整があり、確定申告をする方は少ないと思います。
副業をしていたり、医療費控除や住宅ローン控除だったり、フリーランスだったり、色々な理由で確定申告をする方は増えてきていますね。

ふるさと納税は基本確定申告不要ですが、下記に当てはまる方は必要ですよ。
<ふるさと納税で確定申告が必要な方の3つの条件!>
- 1月1日〜12月31日の間に寄付をした自治体数が6自治体以上ある方
- 寄付をした自治体のうち、1ヶ所でもワンストップ特例の申請書を提出できなかった方
- 給与所得者でかつ高額医療費の支払いがあり、医療費控除などの申告が必要な方

たくさんしていたり、うっかりしていた場合は必要になるらしいので要注意です。私は当てはまりませんでしたが、上記のこと知りませんでした…。
※確定申告を行う場合は、ふるさと納税ワンストップ特例の申請が無効となるため、ワンストップ特例の申請をした分も含めて寄附金控除額を計算する必要があります。

確定申告に、あれば便利な電子署名に必要なカードリーダライタ。
これがあれば、確定申告も全部ネットから完結します。
それでは、次にどれがいいのか見ていきましょう。
カードリーダライタはどれがいい?

対応しているスマホでも、マイナンバーカードの情報は読み取れますが、ご自身のスマホが対応しているかどうか、知っていますか?
ICカードリーダライタは5000円前後で購入できるので、パソコンを使って作業したい方は1台あると便利です。どれでもいいわけではなく、公的個人認証サービスに対応したものをご用意する必要があります。
〇公的個人認証サービス
こちらで電子証明書として使えるカードの確認をしてから、購入してください。
〇マイナンバーカードの情報を読み取ってくれるカードリーダライタ一覧
一番安いのでいいや!とポチッとすると使えない場合があるので、一覧で確認してから購入してください。
※注意!:以前発行されていた「住民基本台帳カード」の読取りにご利用いただいていたICカードリーダライタのなかには、マイナンバーカードに対応していない機器があります。

え、以前買ったのは使えない場合もあるの? と驚いた方もいるのでは?
とりあえず、確認は必要ってことですね。

先に述べたように、スマホ使いづらいのでカードリーダライタを購入しましたが、申請するパソコンがWindowsで、Androidスマートフォンをお持ちの方は、スマホをICカードリーダー代わりに使用できます!
WindowsパソコンとAndroidスマートフォンをBluetooth機能で接続し、スマートフォンのNFC機能を用いてマイナンバーカードに搭載された電子証明書を読み出すことができるそうですが、対応しているスマホかどうかは、上記サイトから確認してくださいね。

ていとが用意したのはこちら。Macにも対応してます。
非接触ICカードリーダー/ライター PaSoRi(パソリ)
それでは、設定していきましょう。
ICカードリーダライタをパソコンにつなぐ
購入したカードリーダーは設定が必要です。
設定といっても簡単!
付属のUSBでカードリーダーとパソコンをつなぐだけ。
説明書にも、
インターネットに接続したパソコンとリーダー/ライターを接続することで、自動でドライバ—がインストールされます。 その後、付属のセットアップガイドに従い、基本ソフトウェア(NFCポートソフトウェア)のインストールをしてください。
と書かれています。
ちょっと待って!
なぜか、自動インストールされない場合もあります。

今回、何度差し直しても自動ではドライバがインストールされませんでした。
その場合は、まず上記記載のソニーのサイトへ飛びます。
本ソフトウエア一覧から、
をダウンロードしてインストールします。
※ドライバのインストールができていても、これをインストールしにサイトへ飛ぶ必要があるようです。
結局、これをインストールすればドライバも同時に入るので、USB差したときに自動でインストールされなくても問題ありません。

インストールが完了したら、ICカードリーダライタでマイナンバーカードが認識されるか確認しましょう。
- スタートからNFCポート→NFCポート自己診断をクリック。
※アプリが変更を加えるか?と聞かれたら、「はい」を選択。 - NFCポート/パソリの自己診断ウィザードを開始します。の画面が表示されるので、カードリーダーにマイナンバーカードを置いて、「次へ」をクリック。
- 自己診断結果で[リーダー/ライターとの通信]および[カードの通信]欄が「〇」と表示されていれば、カードとの通信に成功しています。なっていなかったら、サイトのトラブルシューティングを見てくださいね。

ここまでOKとして、次へ進みます。
公的個人認証サービスが提供しているJPKI利用者ソフト(利用者クライアントソフト)をインストールします。
これでカード側の事前準備はOKです。
カードリーダライタは他にも色々あるので、どれが使えるかはチェックしてからご用意を。

個人的には、カードリーダライタ1つ購入しておくと便利だと思いますよ!
番外編:どうしてもスマホを使いたい!

購入する勇気がない、どうしてもスマホを使いたい!

申請するパソコンがWindowsで、Androidスマートフォンをお持ちの方は、スマホをICカードリーダー代わりに使用できます!
※Windows10・11でBluetooth機能を搭載してないとダメですよ。
スマホとパソコン両方に設定が必要です。焦らずやっていきましょう。
〇参考:スマートフォンdeマイナンバーカードアクセス!スタートアップガイド → こちら
- まずはお手持ちのスマホが対応しているかどうかを確認!
ここに載っていれば安心。 - パソコンを確認。Bluetooth機能はありますか?
※OSがWindows10・11なら、たぶん、Bluetooth機能はあるはず。タスクバーからBluetooth機能のマーク探してみてね。 - パソコンに、利用者クライアントVer.3.4をインストールする。
ここはカードリーダーライタでも一緒。公的個人認証サービスポータルサイトからダウンロードしてインストールします。
※私のパソコンにはVer.3.5が入ってます - スマホに、利用者クライアントVer.2.0をインストールします。
犬のアイコンです!
GooglePleyから、利用者クライアント(JPKI利用者ソフト)を検索してインストール。

ここまで出来たら、パソコンとスマホをBluetooth機能で接続(ペアリング)します。
〇まずパソコン側のBlutoothの設定。
まず、タスクバーからパソコンのBluetooth機能のマークをクリック。 「デバイスの追加」をクリック。起動させます。 ・Blutoothをオンにします。 ・Blutoothまたはその他のデバイスを追加するをクリック。 ・追加できるのがないか探し始めます。
〇次に、スマホ側のBlutoothの設定。
こちらもデバイスの追加をします。
※お手持ちのスマホの設定を確認してくださいね。
探し始めたら、パソコンが表示されるのを待ちます。
★パソコン側でスマホを見つけたらクリック。
★スマホ側でもパソコンを見つけたらクリック。

画面にペアリングコードが表示されます。
双方のコードが一緒かを確認。
合っていたら、「はい」を選択して「次へ」。
パソコン・スマホ両方で同じような作業をします。
ペアリングの完了メッセージが出ますので、「閉じる」を押してください。
双方で、ペアリング済みになっていたらOK!
これでBluetoothの設定は完了です。
〇パソコンの利用者クライアントを起動させます。
デスクトップにアイコンがない場合は、スタートから探してください。 ※公的個人認証サービスのフォルダにあります。 Bluetooth対応を選んで、ペアリングしたスマホを選択します。
〇スマホ側の利用者クライアントを起動。PC接続ー開始をします。

マイナンバーカードをかざして、読み取れているか確認しましょう!
※機種によりマイナンバーカードをかざす位置に違いがあるので、うまく読み取れない場合は、自分の機種の読み取り場所がどこなのか、ICカードセット位置を確認しましょう。

私のよくする失敗:スマホのカードケースを外してなかった!
厚みがあると読み取れないみたい。
以上、マイナンバーカードを読み取れるカードリーダライタ及びスマホの設定方法でした。