新しい働き方

ていとスタッフの吉浦です。

私は、ていとともう一つ別の仕事をしていて、いわゆるダブルワーク中。
この二つの仕事に共通していることは“事務職”ということ。
それ以外は、なんの共通点もない。
働き方は、新と旧というか…令和と昭和というか…

ていとはコロナ禍の前から在宅ワークに取り組み、この約2年間、慌てることなく変わらない働き方を続けている。

対して、もう一つの仕事は、過去最高の昭和感。

コロナ禍で、政府からもリモートワークの取り組みを言われていて、最も取り組みやすい業種のはずなのに、取り組んだのはアルコール消毒、空気清浄機、CO2濃度計の設置と来客のお茶出し中止のみ。
パーテーションも設置していないし、4~5人が向かい合わせに座っているのも変わらない。
もちろん、リモートワークの取り組みなど話にも上がらない。
こんな中小企業、結構あるんだろう。
第6波の心配をしつつ、緊急事態宣言解除後、通勤電車の混み具合を見ても、あっという間に元の生活へ戻り始めていると感じる。やっぱり、今の日本で新しい働き方の導入は難しいのか…と思わされる。

コロナ禍におけるテレワーク事情を調べたところ
<2021年3月 国土交通省のデータ>
2020年4~5月 20.4%
2020年8~10月 16.4%

<2021年4月 公益財団法人日本生産性本部のデータ>
2020年5月 31.5%
2021年4月 19.2%

いずれのデータでも、緊急事態宣言解除後、実施率は下がっている。

2020年11月 三菱UFJリサーチ&コンサルティング調べ
テレワークを導入・実施していない理由
・できる業務が限られているから 68.1%
・情報セキュリティの確保が難しいから 20.5%
・テレワークできない従業員との不公平感が懸念されるから 15.7%
・従業員の勤怠勤務た座席・勤務状況の確認が難しいから 14.6%
・情報通信機器等の導入費用がかかるから 12.9%
・メリットが感じられないから 12.6%

テレワークを導入する際、上記のような課題の解決方法を考えておく必要があるとのこと。
=ていとは、これらに対する安心を提案できればと思う。

新しい働き方に移り変わるには、もう少し時間はかかりそうだけど。

<2021年3月 国土交通省のデータ>
https://www.mlit.go.jp/report/press/content/001391075.pdf
<2021年4月 公益財団法人日本生産性本部のデータ>
https://www.jpc-net.jp/research/assets/pdf/5th_workers_report_0617.pdf
2020年11月 三菱UFJリサーチ&コンサルティング調べ
https://business.ntt-east.co.jp/content/telework_start/introduction/rate/

この記事を書いた人

吉浦 光恵