企業におけるリモートワークのデメリットとは。わざびととして必要なことは、セキュリティ意識を高く持つこと。

こんにちは。
ていとスタッフの杉本です。

企業にとってリモートワークを実施することにはデメリットもあります。
ていとをはじめわざびとの皆さんで、そのデメリットを解消することで、アウトソーシングサービスの導入・継続をしてもらう必要があります。

【企業がリモートワークを実施する際に懸念するデメリットとは】
企業には以下のようなデメリットが考えられます。

・セキュリティリスク
・勤怠・タスク管理の把握の難しさ



【セキュリティリスク】
セキュリティ対策は必ず必要になります。
リモートワークを実施する際には、適切なセキュリティ対策が不可欠です。
わざびとさんの多くは、自宅で業務をする方が多いです。なので、端末を紛失するというケースは心配ないかもしれませんが、業務に使用するPCが家族と共有なんてことは企業からすると一大事です。
わざびとさんにはそのことをしっかり理解して業務についてもらう必要があります。
また、中には息抜きも兼ねてノートPCを持ってカフェで作業をする場合もあるかもしれません。そういった場合、業務中の画面を第三者に見られるリスクが高まります。外に持ち出して業務をするときには覗き見防止のフィルムが必需品となります。

そして、わざびとさんからよく問い合わせがある「業務の資料を印刷してもいいですか?」がなんとも厄介です。この印刷物も情報漏洩の可能性を高めます。印刷物に関しては、必ずシュレッダーにかけることを機密保持契約書や、個別契約書、完了報告時などで2重にも3重にも徹底しています。また、資料を見ながら作業を進めたい場合は、デュアルディスプレイで行うことをおすすめします。

このように、リモートワークを実施するにはセキュリティ対策が必須です。セキュリティ意識を高く持っておくことが常々必要となります。

わざびと登録時は、”これまでの事務経験とPCとネット環境があればできる仕事”と思っているかもしれませんが、このセキュリティ意識を持つことこそが、リモートワークをスタートするために必要となります。



【勤怠・タスク管理の把握の難しさ】
リモートワークによって勤怠・タスク管理が把握できないというデメリットもあります。
オフィスでの勤務では仕事を進めている姿が目で見ることができていますが、リモートワークでは、いつどれくらいの時間をかけてどういった業務を行ったのかという労働実態の把握が難しいです。この把握ができないことが企業にとってリモートワークを実施する上で足かせになっていることもあります。

「把握できない」というのは「不安」な気持ちになるということです。
わざびとの皆さんは納期を守ったりスケジュール通りに業務をすすめることは当然にしてくれていますが、プラスアルファでコミュニケーションツールを使った作業報告などは必須業務なんだと理解して、無駄な不安を与えないことが必要となります。オフィスでの勤務以上に報連相の重要性を理解してほしいと考えています。

ていとでは、わざびとさんにも企業様にもChatWorkを利用してもらうようにしています。ChatWorkでコミュニケーションを取ることでリモートであってもオフィスで仕事を進めているのとかわらない環境だと両者が感じられることを目指しています。


今回は、最低限理解しておいてほしいポイントをまとめてみました。
既に理解して対策しているわざびとさんも多いかと思いますが、とても大事なことなので改めて意識を向けてみて下さい。

この記事を書いた人

杉本麻衣子